事例紹介
ケース紹介
フランチャイズ契約の損害賠償請求の事例
フランチャイズ契約について、加盟後に勧誘時の説明が虚偽であったり、不十分であるケースはよくあります。
これを理由に、脱退交渉や、加盟金等を損害として、不法行為を理由に損害賠償請求をすることも多いです。
今回のケースでも、加盟金の返還、共同不法行為等を理由に損害賠償請求訴訟を提起しました。
このような裁判では、相手方は内容を全面的に争ってくることが多いです。
一部の裁判で請求が認められてしまうと、他のフランチャイズ契約にも影響を及ぼす可能性が高いからです。
本件でも、被告側は徹底的に争い、裁判手続は約2年間、続きました。
最終的には、裁判官の和解勧告もあり、加盟金として支払った金額の一部を回収する形での和解となりました。