事例紹介
ケース紹介
交通事故の死亡事故交渉ケース
交通事故により、兄弟が死亡したから依頼を受けて、保険会社と損害賠償交渉をしたケースです。
死亡事故では、相続人が損害賠償請求をすることになりますが、被害者に子も親もいなかったことから、兄弟が相続人となり、損害賠償請求をすることになりました。
保険会社から何度か示談の提案があったものの、相場より金額が低いのではないかと相談に来たものです。
死亡事故では、事故状況について、被害者に有利な主張をする人がいないことがほとんどですから、まず客観的にどのような状況だったのかを確定する必要があります。
このケースでも、加害者の刑事責任がどうなったのかを確認し、刑事記録を取り寄せました。
また、被害者が一人暮らしだったため、就業状況などの裏付け調査を行い、逸失利益の主張に備えました。
それらの交渉により、 相談時よりも10パーセント程度増額された示談提案までされました。
依頼者が訴訟までは望まないということで、交渉の結果、和解をし解決となりました。