事例紹介
ケース紹介
妻の不貞相手に対する損害賠償請求、離婚調停の事例
妻の不貞問題に関して、夫側の代理人として活動したケースです。
妻の不貞により、婚姻関係は破綻、別居。
妻及び不貞相手に対する慰謝料請求と、妻との離婚交渉を並行して進めました。
慰謝料請求については、交渉が決裂し、損害賠償請求訴訟を起こしました。
また、離婚交渉についても、最終的には、家庭裁判所への調停を申し立てました。
調停においては、
・婚姻関係が破綻しているのか
・慰謝料
・財産分与
・親権者、子の面会
・養育費
について協議がされました。
妻に対しては親権での譲歩をし、財産分与を放棄させ、養育費相当額をまず慰謝料に充当する内容の調停を成立させることができました。
また、不貞相手との訴訟についても、妻との調停において、相当額の慰謝料の実質的回収ができたと認められつつも、100万円以上の金額を回収することができました。
経済的には、十分なメリットが出たケースでした。
なお、全体を通して5か月程度での解決となっています。
裁判手続、調停手続を使ったにしては、比較的早い期間での解決となりました。
各事件の相手方に弁護士が代理人として就いたことも早期解決ができた理由だと感じました。