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自己破産ケース紹介

 

大和市の自己破産事例

50代女性

50代 / 女性 / 契約社員

借入の理由:結婚前のショッピング、交際費


大和市にお住まいの50代女性のケースです。

離婚後、一人暮らしを始める際にキャッシングを開始。安定した収入を求め転職するも、パワハラに遭い休職を余儀なくされました。生活費や返済のための借入を続けてきましたが、利用限度額に達してしまい、どうにもならなくなって相談に来られました。


カード会社4社に対し、約210万円の負債総額でした。

この記事は、

  • 大和市内で自己破産の検討をしている
  • 2回目の自己破産を検討している

という人に役立つ内容です。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2021.6.29

離婚後、一人暮らしを始める

3年前に夫と離婚。その後同居していた息子2人も独立し、一人暮らしを始めました。このとき、三井住友カードのクレジットカードを作成し、キャッシングで引っ越し費用をまかなったり、家財道具を購入したりしました。

相談者は10年前に一度自己破産をしていましたが、このときが自己破産後の最初の借入となりました。当時の自己破産は負債総額500万円、子どもの教育費や生活費が借入の主な理由でした。

今回の借入を始めたとき、再び自己破産することになるとはまったく思っていませんでした。

2回めの自己破産をする人は、ほとんどこのように考えています。

ポイント獲得目的で新たにカード作成

翌月、ポイント獲得目的で楽天カードのクレジットカードも作成しました。キャッシングで生活費の不足を補ったり、日用品の購入等に使用するようになりました。

さらに数か月後、同じくポイント獲得目的でワイジェイカードのクレジットカードも作成。こちらも日用品の購入等に利用するようになりました。

息子の奨学金返済を支援

この頃、相談者は次男の奨学金の返済を一時的に援助していました。次男が失職して収入がなくなった際、代わりに支払ったというものです。相談者は奨学金の保証人になっていたわけではありませんでしたが、困っている息子を助けたいという思いがあったということです。

離婚後に一人暮らしを始める際、息子2人からそれぞれ生活費を援助してもらうという話になっていましたが、失職した次男からは当然ながら援助は受けられない状態で、逆に相談者が扶養する事態に。

カードの返済もあったため生活に不安を感じ、以前から勤めていた勤務先に加え、コンビニでのアルバイトも始めました。

銀行での借り換え

ある日、りそな銀行からカードローンのダイレクトメールが届きました。

三井住友カード、楽天カードのキャッシング分を1本化すれば返済が楽になるだろうと考え、カードローンを申し込むことに。審査が下りたので、このカードローンでキャッシング分は一旦完済しました。

この頃は、勤務先とアルバイトの掛け持ちで、返済に問題はありませんでした。

おまとめローンに近い対応です。

持病が悪化し、キャッシング再開

しかし、その後、持病が悪化したことで、コンビニのアルバイトは辞めざるを得なくなりました。

収入が減ったことで返済が厳しくなり、完済した楽天カードや三井住友カードのキャッシングも再開してしまいました。

ちょうど同じ頃に冷蔵庫が壊れてしまい、高額でしたがカードで購入するしかありませんでした。

この頃から、返済が大変だと感じるようになっていったようです。

おまとめローンのデメリットは、完済した業者から再度借入ができてしまう点です。このような誘惑に負けると、借金をまとめたのに、また増えていくことになります。

余力がない生活だと、家電製品の故障が家計破綻の引き金になってしまうことすもよくあります。

転職、引っ越し

当時の勤務先の給料は日給月給で変動が大きかったため、安定した収入を得られる就職先を探していたところ、スーパーの求人を見つけ、転職することにしました。

ただ交通費の支給が低額で、勤務時間も夜10時近くまでだったため、大和市内で職場の近くに引っ越すことにしました。退職金が70万円ほど出たのでそれを引っ越し費用に充て、残金は生活費やカードの返済に充てました。

休職により、家計がさらに厳しく

引っ越し後からスーパーに勤務し始めたのですが、入社直後から職場でパワハラを受け、配置転換となるまで休職することになってしまいました。予定していた収入を得られず、家計はさらに厳しくなりました。

返済をすると手元の現金がなくなり、食材もクレジットカードで購入せざるを得なくなっていきました。債務はさらに膨らみました。

返済が限界を迎える

その後もなんとかやりくりをして返済を続けましたが、持っていた4社分のカードすべての利用限度額を使い切り、返済が限界を迎えました。いよいよどうにもならなくなり、弁護士に相談。

2回目の自己破産をすることになりました。

相談者は弁護士に相談するまで、借金の悩みを誰にも打ち明けることができず、苦しい思いで生活してこられたようです。二回目の自己破産となったことで深く反省もされておりました。

自己破産を決意してからは、毎朝起きて「借金どうしよう」と頭に浮かぶ日々から救われたということでした。


生活費圧縮、転職など、なんとか自己破産を避けようと頑張っていた様子がみえますが、最後の転職がうまくいかずに休職になってしまったのが家計破綻のきっかけになってしまいました。

自己破産での必要書類一覧

今回の申立時には以下の書類を提出しました。

  • りそな銀行の預金通帳
  • ゆうちょ銀行等の預金通帳
  • 生命共済加入証書
  • 給与明細 2か月分
  • 源泉徴収票
  • 建物賃貸借契約書
  • 居住証明書
  • 電気・ガス・水道・電話料金の支払い領収書

自宅アパートは長男が契約者となっていたため、居住証明書を提出しました。自分や配偶者が賃借人となっている賃貸借契約書がある場合には契約書のみで大丈夫ですが、別の人が賃借人になっている場合には、居住実態を示すため、証明書を提出します。

居住証明書の書式は、法律事務所で準備します。


大和市にお住まいの方からの自己破産依頼も多いです。ご相談は無料で受け付けています。

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