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個人再生ケース紹介

 

座間市での個人再生事例

50代 / 男性 / 会社員

借入の理由:リボ払い、医療費


座間市内にご自宅をお持ちの50代男性のケースです。

ニコス、楽天カードなどのクレジットカードに各200万円程度の債務があり、さらに労働金庫借入も多く、総額約1300万円の借金があるとの相談でした。

 

この記事は、

  • 座間市内にお住まいで個人再生を検討している
  • 収入が減ってリボ払いの返済が苦しい

という人に役立つ内容です。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2021.7.6

 

 

個人再生でいくら減額できたか

借金の金額を調査すると、11社に対して、約1300万円の債務を負っていたという状態でした。

個人再生手続きのなかで、小規模個人再生では、2つの基準を満たした支払いが必要になります。

これがいくら減額できるかという問題です。

まず、借金が1300万円という金額の人は、5分の1の基準が適用されます。

260万円の支払いは必要です。

これを上回る財産があると、清算価値基準というものが適用され、そちらが支払い額になります。

今回のご相談では、そこまでの財産はなかったため、5分の1の基準が適用され、260万円が最低支払い額となりました。

 

1300万円の債務が260万円まで減らせたので、1000万円以上の減額となっています。

このように、個人再生では、1000万円以上の減額に成功する事例も多くあります。

 

個人再生の借金理由

最初は、生活費を補うために軽い気持ちで、クレジットカードを使い始めたとのこと。

日常の決済方法として使い始め、リボ払いで膨れ上がってしまったというパターンです。

クレジットカードを使いすぎて、だんだん支払いが苦しくなり、カードローンなど消費者金融での借り入れをするようになり、支払い額が増えていきました。

 

大手企業にお勤めだったため、与信がある状態でした。

また、クレジット会社以外でも、労働金庫融資が大きな金額になっていました。

これらを合わせると、総量規制金額を大きく上回る状態になってしまっていました。

少しずつリボ払いや金利負担がのしかかってきた状態です。

 

家族、健康面での支払困難に

さらに、母親が脳梗塞で倒れ、他界。

母親が悪質商法で多額の債務を負っており、これも借り入れをして支払うことに。

一気に負債額が膨れ上がり、支払い額が増え、不安の中で生活していました。

そのような状態で、自分自身も腎臓を患い、体調を崩して休職することになりました。

給与は下がった一方で、人工透析も必要になったため、さらに支払いは苦しくなりました。

復職するも、返済は難しく、なんとかして生計を立て直したいと思い、個人再生の相談に来たという経緯でした。

座間市内に自宅があり、これを残したいという希望だったので、自己破産は難しく、1000万円以上の債務であり任意整理は困難ということで、個人再生しか解決方法がない状態でした。


退職金の清算価値

大手企業にお勤めの場合、退職金の財産価値が問題になることが多いです。

財産がある場合には、それ以上の支払をしないといけないルールになっています。大企業の場合、退職金見込額が高額になることが多く、一定の財産があるということになり、支払い額が増えてしまう傾向になります。

 

退職金については、「現在、退職したら」いくら退職金が支給されるのかを調べます。

その金額の8分の1が財産価値として計上されます。

退職が具体化しているなどの事情がなければ、このような計算となります。

「現在、退職したら」いくら退職金が支給されるのかについて、職場からの証明等の書類をもらうのが確実です。しかし、これがもらえないという場合、退職金規定の写しなどを入手して、自身で計算していく方法もあります。

今回は前者で進めています。

 

確定拠出年金は除く

この計算の際に、確定拠出年金、確定給付企業年金等は除きます。差押が禁止されている財産なので、清算価値には含まれません。

弁護士や裁判所でも間違えることが多いので注意してください。担当弁護士が間違えているような場合には、指摘したほうが良いです。

今回は、退職金は、会社発行書類で、約1800万円。金額は大きいです。

しかし、そのうち、差押禁止である確定給付企業年金が1111万円、確定拠出年金が約87万円。

そのほかに前払退職金(すでに受け取っている退職金)が約240万円とのことでした。

10年以上前に、会社の退職金の制度が変わり、全員に支給されたものでした。

そのため、現在の退職金見込額は、退職一時金とされる約370万円と算出されました。これが8分の1と評価されることとなりました。

大部分が差押え禁止財産でしたので、個人再生の支払い額への影響はありませんでした。

 

車の清算価値

車を所有していたため、こちらも清算価値に加算されます。

車については、所有権留保がついているローンがあると、個人再生でも引き上げられてしまいます。

ローンがない車や、所有権留保がない車であれば、個人再生ではそのまま残せます。

その場合、車の価値が財産価値として清算価値に計上されます。

車の価値は、一括査定などの査定価格で複数の数字を出し、平均値で計上することがほとんどです。


個人再生と自宅の価値

座間市内に自宅をお持ちでしたので、こちらも査定が必要になります。

住宅ローンが残っており、住宅ローン条項を利用した個人再生で自宅を残す方法を採用しています。

住宅ローンについては減額になりませんが、他の借金を減額して、自宅も残せるという方法です。

この場合、住宅ローン額が自宅の価値を上回っているオーバーローン状態であれば、自宅の価値はゼロとなります。

自宅の価値のほうが高い場合には、差額が財産として計上されます。

そのため、自宅の査定価格が重要になります。

ただし、こちらも、よほどのことがなければ、一括見積りの査定資料を複数提出することで、金額を認めてもらうことができます。

今回のケースでも、座間市内の自宅については、ローンのほうが高額だとして、ゼロ評価され、支払い額に影響はありませんでした。

 

 

座間市内にお住まいの方からの個人再生のご依頼も多いです。

ご相談は無料で受け付けています。

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