未経験の法律事務所事務員が知っておくべき法律用語を弁護士が解説

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FAQ(よくある質問)

 

Q.事務員が知っておくべき法律用語とは?

新人の法律事務所事務員、職員、スタッフ向けの用語集です。

未経験者が一般民事を扱う町の法律事務所に勤務し始めた際に、最低限、知っておく用語を集めています。

イメージ重視のため、法律の定義とは違う言い方をしているものもあります。

この記事は、

  • 法律事務所に就職した人
  • 未経験の法律事務所事務員

に役立つ内容です。

著者 弁護士石井琢磨

 弁護士石井琢磨
 更新:2022.10.24

 

借金問題の用語集

債権者・・・特定の相手に対する権利を持っている人。お金の貸し借りでは、貸している人。債務整理では、銀行、カード会社、消費者金融などをまとめて債権者と呼ぶ。

債務者・・・義務を負っている人。お金の貸し借りでは、借りている人。

 

受任通知・・・弁護士から紛争相手に、この事件を受任したと連絡する文書。債務整理では、これを債権者に送ることで、連絡先を弁護士にすることができ、督促も止められる効果がある。

辞任通知・・・受任通知の逆。弁護士が、依頼された事件を降りたと連絡する文書。依頼者からの依頼撤回のほか、連絡が取れない、費用の入金がない、問題を起こしたなどの場合に発送することもある。問題解決により依頼者と合意のうえ送ることも。

 

 

債務整理・・・個人の借金を整理する手法。任意整理のことを示すこともあれば、自己破産や個人再生を含めてまとめて借金整理の手法を示すこともある。

任意整理・・・消費者金融、クレジットカード、銀行などの金融機関の借金を、個別交渉によって分割払いの合意を目指す方法。多くの業者が、将来の利息はゼロで合意してくれるため、トータルの支払金額は安くなる。

和解案・・・任意整理のなかでは、業者に対してする分割払い提案。

過払い金・・・利息制限法で決められた利率以上の支払をしていた場合に、消費者金融やクレジット会社から戻ってくるお金。取引終了して10年で時効。

和解書・・・任意整理や過払い金の中では、支払の内容をまとめて相手と弁護士が押印した書類。

 

自己破産用語

自己破産・・・裁判所に申立をして借金を払わなくてよくなる制度。

免責・・・自己破産のなかで、借金の支払義務をなくすという裁判所の決定。

管財・・・自己破産の手続きで、破産管財人が選ばれる手続き。法人の手続きや、財産がある人、ギャンブル・浪費などの要調査とされる場合には、この手続となる。申立人にとっては費用や時間の負担が大きい。

破産管財人・・・裁判所から選ばれ、破産者の財産をお金に換え債権者に分配などする人。裁判所から、事務所の弁護士に対して、破産管財人になってほしいという打診も多い。

同時廃止・・・自己破産のなかで、管財手続きではない方の簡単な手続き。廃止というのは破産手続きが終了するという意味。破産の決定と同時に終了するので、同時廃止と呼ばれる。分配するだけの財産がないので、破産管財人が選ばれない。「どうはい」と略すことも多い。

 

個人再生用語

個人再生・・・裁判所に申立をして、借金を減額し、残りを3年間(~5年)で分割して支払う制度。住宅ローンを払い続けることで家を残せる、保険などの財産も残せるのが特徴。

個人再生委員・・・個人再生手続きで破産管財人のように裁判所から選ばれ、手続きを監督等する人。神奈川県では、弁護士が代理人となり個人再生を申し立てた場合には、原則として選ばずに進めるが、問題事案のみ選ぶという運用。東京などでは全件で選任される。選ばれる場合には18万円程度の追加費用が必要に。

再生計画案・・・個人再生で裁判所に出す減額案。代理人となった弁護士事務所で作成し、裁判所経由で債権者に送られる。小規模個人再生では債権者の過半数の反対があると通らない。

認可決定・・・個人再生では、再生計画案が認められたという決定。これが約1ヶ月で確定し、効力が発生する。その後に分割払いを開始する。

 

弁護士費用に関する用語

相談料・・・有料相談を実施した場合に受け取る料金。

着手金・・・弁護士費用で最初に受け取るお金。結果が出なくても返さなくて良いのが一般的。これを受け取った後に、事件処理に着手する。

報酬・・・弁護士費用で、結果が出た場合に受け取るお金。原告側であれば、回収額や認められた金額へのパーセンテージで決まったり、被告側であれば、減額できた金額へのパーセンテージなどで決める。当事者が受けられたメリットを経済的利益と呼び、そこにパーセンテージで受け取ることが多い。

実費・・・郵便費用、印紙代、交通費など事件処理を進めるにあたって実際に支払うお金。通常は、実費概算額を先に預かり、そこから使っていく。

手数料・・・報酬みたいなものだが、ほぼ結果が決まっている手続きの弁護士費用と考えて良い。

予納金・・・一定の手続きで、裁判所に払うお金が基本だが、自己破産の管財予納金では、管財人に支払う。

官報予納金・・・自己破産や個人再生で裁判所に払うお金。手続きで使われる官報に載せるための費用。

 

関係機関の用語集

裁判所・・・紛争を判断する機関。

地裁・・・地方裁判所の略。神奈川では、横浜地方裁判所と、ここに小田原、相模原、川崎、横須賀の支部がある。

簡裁・・・簡易裁判所の略。厚木簡易裁判所など地方裁判所より細かい場所にある。

家裁・・・家庭裁判所の略。地方裁判所と同じ地域にある家事事件を取り扱う裁判所。

高裁・・・高等裁判所の略。地方裁判所の判決や家庭裁判所の判断に不服申立をした後に取り扱う裁判所。関東では、東京高等裁判所となる。

最高裁・・・最高裁判所の略。高等裁判所の判決等への不服申立をした後に取り扱う裁判所。

 

検察庁・・・刑事事件を取り扱う機関。警察での事件処理後、検察庁に所属する検察官が、刑事裁判として起訴するかどうかを決める。

地検・・・地方検察庁の略。裁判所と同じ地域にある。横浜地方検察庁小田原支部など。

 

日弁連・・・日本弁護士連合会。弁護士会の全国版みたいなもの。

法テラス・・・刑事事件では国選弁護人の選任に関わったり、民事事件では弁護士費用の立替え払い制度を管理している公的機関。収入・財産が少ない人はこれを使えることも。

法テラス審査・・・法テラスの民事事件で、要件を満たすか、金額をどうするかを決める仕事。

国選・・・刑事事件での国がつける弁護人のこと。法テラスから打診があり、裁判所から選任される。各弁護士の担当期間があり、その期間で事件が起きると割り振りの打診連絡が来る。

 

 

 

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